2012年夏のニューヨークの聖ジョン大聖堂、サンフランシスコ(2013年2月)、コロラド・スプリングス(2013年3月)での開催に続き、2013年3月には新たな交流の要素を加え、東京(調布)のアメリカンン・スクール・イン・ジャパン(ASIJ)で開催されます。
ニューヨークの展覧会に感動した東京のASIJの教師の熱意で、このたび同校での展覧会開催が実現しました。教師たちは生徒とともに岩手県、宮城県、福島県の歌人を訪ねて対話をし、その素顔を写真に撮りました。今回の展覧会では、ASIJ生徒による歌人へのインタビューの記録や生き生きした写真なども展示します。ここでは「感情や考えを表に出さない」と言われることの多い日本の普通の人々の切実な思いが世界に共通する「声」であることを実感することができます。
3月11日(月)7時には、震災二周年を記念し、東北の歌人たちや短歌の翻訳者の一人ローレル・ロッド教授(コロラド大学)を招いての記念式典を予定しています。どうぞご来場ください。
8月5日、「Voices from Japan 日本からの声」展覧会閉幕の式典が聖ジョン大聖堂で開かれました。ニューヨークの仏教・キリスト教などの宗教指導者が毎年合同で追悼する広島・長崎の平和祈念集会が、今年は「Voices from Japan」展閉幕式典と合体して大聖堂で行われたのです。この会には300人以上の参加者が集まり、盛大で荘厳な式典となりました。各代表者が平和のメッセージを読み、ロックシンガーの原田真二さんやニューヨークの和楽器奏者渡辺薫さんなど多様なミュージシャンが演奏しました。最後に各代表者が平和の鐘を打ち鳴らしました。
聖ジョン大聖堂は、一週間に平均して1万人から2万人の入場者を迎えるとのことです。展覧会の8週間の会期は夏休みにあたり、10万人を越える入場者が展示を目にしたことになるでしょう。最初の展覧会の試みでしたが、多くの人に支えられて実現し、また多くの人の胸に大切な思いを与えたことと信じています。改めて皆様のご協力やご支援に感謝します。
なお、この展覧会は来春2013年3月25日から4月10日の間にコロラド・スプリングスで開催を予定しています。またサンフランシスコでも2-3月の間の開催が検討されています。詳細は決まり次第お知らせします。
ダンバー悦子(ニューヨーク)
譜面台に震災詠が並べられ 大聖堂は呼吸を始める
Voices from Japan 展覧会の作品をご覧になった方からのメッセージを募集しています。お送り頂いたメッセージは、短歌の作者など日本の人びとにお届けいたします。
メッセージはinfo@voices-from-japan.orgまでお送りください。